毎年行われる水防訓練。本日は篠原小学校で開催されました。近くの住民や来賓は8時45分までに集合し、9時から訓練が開始されました。初めに本部長である市長からお話がありました。総勢225名の参加で、本日の訓練は3つの点に重点を置いて行いたいというお話でした。『①いざという時に何をしたらよいか ②水防意識を高めること ③顔を合わせる交流』と言われました。
その後、各訓練、住民体験・見学が行われました。実施訓練では「釜段工法、積土のう工法、改良積土のう工法訓練、工法伝達訓練、物資提供訓練、救護所開設訓練等が行われました、住民体験や見学も行われました。この日はあいにくの雨。でも本来なら大雨に備える訓練なのでどんな天候でも訓練は開催されます。この日も雨の中で、業者や職員の皆様が必死で実施訓練が行われました。
これまで春日井地区も大雨のたびに、内津川や庄内川の反乱、地蔵川の越水等が起こり、全国ニュースになったこともあります。昨年の6月2日には台風2号が日本各地に被害をもたらしましたが、この地域では地蔵川排水機場が丁度前日に完成し、越水することなく被害を免れました。ここ最近は線状降水帯が発生するなど、天候も変化しています。いざという時の準備の重要性を改めて感じました。